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コラム

公開日:

2026/8/18

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最終更新日:

2026/8/18

モビリティ・アドトラック

アドトラックはうるさい?音の仕組みとブランドへの影響を正直に解説

記事のポイント

  • 「アドトラック=必ず音を出す広告」ではない。音はオプションであり、無音走行も選べる

  • 「うるさい」という印象は、音そのものではなく「音量・場所・時間帯・内容」の設計の問題。設計次第で音は騒音にも演出にもなる

  • 音の使用は各自治体の条例の制約を受ける。ルールの範囲内で設計できる事業者を選ぶことが重要

  • ブランドの世界観を表現するBGM演出として使えば、音は「その場をブランドの空気で包む」武器になる

アドトラックと聞いて多くの人が思い浮かべるのは、大音量の音楽とともに繁華街を走るトラックの姿ではないでしょうか。「あの音がブランドに紐づくのは避けたい」——出稿を検討する企業の担当者から、当社はこの懸念を何度も聞いてきました。この記事では、アドトラックの音の仕組みを正直に解説します。結論を先に言えば、音は「出す・出さない・どう出す」を選べる設計要素です。

結論:アドトラックは「必ず音を出す広告」ではない

アドトラックの音声・音楽はオプションであり、無音で走行させることができます。「うるさい」という世間の印象は、過去に一部の広告が音量・時間帯・場所に配慮なく音を流してきたことに由来するもので、媒体の必須仕様ではありません。音を使う場合も、各自治体の条例のルールと、走行エリア・時間帯に合わせた音量設計の範囲で運用します。つまり音は、ブランド側がコントロールできる設計要素です。

なぜ「うるさい」イメージがついたのか

かつてのアドトラックは、夜の繁華街で大音量の音楽や呼び込み音声を流す広告が目立っていました。歩行者の会話をさえぎる音量、深夜の住宅街への流入、広告内容と無関係な派手な音楽。「音の使い方」に配慮のない運行が積み重なった結果、媒体全体に「うるさい」というラベルが貼られました。

しかし実際に街を走るアドトラックを観察すると、無音で走行している車両も多くあります。音の印象は媒体の宿命ではなく、運行者の設計と品質の問題です。ブランドイメージ全般への影響については「アドトラックはブランドイメージを損なう?」で詳しく解説しています。

音の選択肢は3つ——無音・音声告知・BGM演出

選択肢

内容

向いているケース

無音走行

音を一切使わず、ビジュアルのみで訴求

ブランドの静的な世界観を守りたい場合。オフィス街・日中の走行

音声告知

ナレーションやサウンドロゴで情報を告知

新商品発売・イベント告知など「気づかせたい」情報がある場合

BGM演出

ブランドの世界観に合う音楽を適切な音量で流す

音楽アーティストのプロモーション、ブランドの空気感ごと街に展開したい場合

特に3つ目のBGM演出は、アドトラックの音を「騒音リスク」から「演出装置」に変える使い方です。アテンションの強い車両ビジュアルと世界観に合った音楽を組み合わせると、トラックが通る一帯をブランドの空気で包み込むような体験が作れます。

音のルール——条例と運行管理

音の使用は無制限ではありません。拡声機(スピーカー)の使用は各自治体の条例による制約を受け、地域・時間帯によって使用が制限される場合があります。また、広告デザインの審査や道路使用のルールとあわせて、運行全体が行政の枠組みの中で管理されます。

当社では、走行ルートを道路単位で細かく自治体に提出し、その内容を守る運行を徹底しています。音についても「どこでも同じ音量で流す」のではなく、提出したルートの特性(オフィス街・商業地・イベント会場周辺)と時間帯に応じて使い方を設計します。「この街のこの時間帯なら、この音がどう聞こえるか」から逆算するのが、ブランドを守る音響設計です。アドトラックの規制全般は「アドトラックの規制・申請を正しく理解する」をご覧ください。

車両タイプ別・音とビジュアルの特徴

車両タイプ

ビジュアル

特徴

ポスター型(印刷広告面)

静止画・高精細

無音〜BGM可

ブランドの世界観を静的に見せる。高級感の演出に向く

LED型(映像ビジョン)

動画・可変表示

音との組み合わせ可

東京都・福岡市では公道走行時の映像表示が規制対象。イベント会場での設置活用が主戦場

ラッピング型

車体全面の装飾

無音〜BGM可

車両そのものを広告にする没入感。海外では高級ブランドの事例もある

よくある質問

Q. 音を完全に出さないこともできますか?

A. できます。無音走行はごく一般的な選択肢で、ビジュアルの力だけで十分な視認効果が得られます。

Q. 音を出す場合、どんな制約がありますか?

A. 各自治体の条例により、拡声機の使用が地域・時間帯で制限される場合があります。契約前に「音の設計をどう管理しているか」を事業者に確認することをおすすめします。

Q. 音がブランドイメージを下げませんか?

A. 設計次第です。過大な音量や場違いな選曲はマイナスに働きますが、世界観に合ったBGMを適切な音量で流す演出は、むしろブランド体験を強くします。不安な場合は無音でのスタートも選べます。

Q. 住宅街や学校の近くでも音を出しますか?

A. 当社では走行ルートを道路単位で自治体に提出した上で運行しており、音の使用に適さないエリア・時間帯はルート設計の段階で除外しています。音はあくまで「出すべき場所でだけ出す」ものと考えています。

参考・引用元

ohpner株式会社について

ohpnerは、「モビリティ広告(旧:アドトラック)」という概念を業界で定義し、市場の健全化と拡大を牽引してきた会社です。媒体開発・車両管理・オペレーション・販売をすべて自社で持ち、ポケモン・プログリット・石川県小松市など、ナショナルクライアント・上場企業・自治体への出稿実績を持ちます。

アドトラックの開発者として、また複数のオフライン広告を扱う代理店として、目的の整理から活用案の設計まで伴走します。

モビリティ広告(アドトラック)の詳細はこちら

アドトラックをモビリティ広告へ再定義した理由

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